
百式の田口さんが主催された「近未来テレビ会議 sponsored by SONY」に参加してきました。
SONYさんのスポンサーで、これからのテレビのあり方を考えようという会ですね。
テレビと言えば、壊れたら買うと言ったことが多く
新機能が出たから買い換えるということがないのが正直なところ。
今のテレビが放送を見るだけのものから、どう進化が期待できるのか
興味があったので参加してきました。
みんなの期待って何?
最初に来場者にみんなの期待を聞いてみます。
「ニコニコ動画」「youtube」と言ったキーワードが出る辺りから、
「受動的」媒体から「能動的」に接することができる媒体への変化を望んでいる声がやはり強かったですね。
主催者のソニーさんは何を考えている?
今回題材となったテレビはSONYのBRAVIAで新しい試みをしているとのお話とのお話。
そして「企業と生活者の直接対話」を大切にしていきたいとのコメントがありました。
この言葉自体はあふれかえっているモノの、実際に開発者と消費者が向き合って一緒に考えるというスタンスはいいなと感じますね。
SONYのBRAVIAで今できていること
SONYのBRAVIAでは新しい取り組みをされています。
それが「アプリキャスト」です。
ここでは会で出たキーワードでご紹介します。
このツールで目指すところは?
いままでのテレビから「みんなのテレビへ」
今までのテレビと何が違うの?
「放送受信機」としてのテレビから「ネット接続」出来るテレビへ
アプリキャストって何なの?
PCでいうところの「ウィジェット」と呼ばれるミニツールです。
放送を左側に見ながら、右側にミニツールを並べることが出来ます。
「天気予報」や「ニュース」「RSS」などなど。
これって何で出来てるの?
JavaScriptです。Ajaxいけます。
ネット側からのプッシュは出来ないのでチャットのようなソフトは作れません。
どれくらいのスペックいけるの?
メモリは300K、CPUは携帯より非力だそうです。
放送との連動できるの?
完全独立型のもので、現状放送している内容との連動は出来ないそうです。
これが出来るとかなり楽しそうなことが出来そうですね。
個人で作れるの?
「デベロッパーオープンエントリー」で投稿可能
そして公開できない個人用のツールも今後「SDK」として提供予定だそうです。
テレビにUSBポートがあるので、PCで作ってアプリをTVにイン。
Webでつくったものそのまま使える
使えないそうです。アプリキャスト用に直す必要あります。
アプリキャスト試してみたい!
ここで情報を公開されています。
http://www.sony.jp/products/Consumer/bravia/technology/applicast/
発表を聞いての感想
何より今回の会は開発者の岡本さんがぶっちゃけてくれるので、大いに楽しめました。確実に不利になる題材やマイナス部分もさらけ出して、どんな質問にも丁寧に答えてくださったことに好感が持てました。
放送波と連動が出来ない点は今後に期待ですが、テレビで自分のアプリが動かせるのはかなり魅力的です。
自分のお気に入りのRSSを突っ込んでおいたり、ちょっとしたネットアプリをPCを立ち上げずに出来るのはいいかも。
現状これから!ってかんじの昨日なので、今手をつけておくとみんなに気に入って使ってもらえるかもですね。
PCと違ったユーザーに向けたアプリという新しいアイデアの幅が広がりそうです。
グループ会議
みんなで近未来のテレビについてグループで話し合う時間です。
会場の中から田口さんの独断と偏見で3つの案が選ばれ、そのなかから会場全員投票で順位を決めるというものです。
こんなアイデアが表彰を受けました
1位 父権の復活
携帯のGPSと連動して、お父さんの居場所がテレビに現われる。
仕事でなかなか夜家族で同じ時間を過ごせず、お父さんの存在が薄れてきている現代で、
お父さんと子ども、家族との時間を少しでも持とうという試み。
アイデアの着眼点が半端なくよかったですね。
2位 感情共有テレビ
リモコンに熱や汗を感じる感情センサーが付いているテレビ。
番組を見ている人がどんな感情で番組を見ているのかをグラフを使って共有することが出来ます。
自分はこんな感情を持っているのに、みんなはこんな感情を持っているんだと言うことが共有できます。
裏番組の情報なども表示され「みんな笑ってる番組」「感動泣いてる人が多い番組」などが一目でわかります。
3位 寝てたら起こしてくれるテレビ
サッカーの試合を見ていて、うたた寝してしまい、ゴールの歓声をきいて、「はっ!」と気づくことってありますよね。
それを防ぐために、見ている人の動きや脳波を見て、寝ていたら起こしてくれるというテレビです。
本当に寝てしまっていたら、自動でテレビをオフにしてくれるという機能も付いているという画期的商品。
見ようとしている人を満たす機能ではなく、見ようとしてない人の行動を満たす発想はかなり面白かったですね。
そして同じグループのhiniclipのトミモトリエさんの発案でグループ賞2位をゲットし、1GBのUSBメモリを賞品としていただいてきました。トミモトさんグループの皆さんありがとうございます!!
みんなで発想すると面白いアイデアがバンバン出て来て刺激されるので、この時間は本当に最高に楽しいですね。
会議の感想
テレビは高画質や高品質を売りにしていた時代から、ネットを使って新しい試みがされてくるフェーズになってきました。
出来ることはまだまだ少ないですが、これは新しい技術が生まれるときはいつでもそうなこと。
それでも果敢に挑戦をされているソニーの開発者の方々に感服するとともに、その時代をリードする一助に自分も参加できればと感じましたね。
こんなに楽しく、熱い場を提供してくださった百式の田口さんとソニーさん、ありがとうございました!!


